「10年前に見に行った、紅葉に色づくあの山の景色がもう一度見てみたい。けれど、今の膝では山登りできないわ」
まだまだ、あきらめないでください!
このようなお悩みを改善したいときにどうすればいいのか。
もし、あなたが同じようなお悩みをお持ちでしたら、今から紹介する症例を読んでいただけると幸いです。
今日は川崎市にお住まいで、変形性膝関節症と診断され、膝の痛み、水腫に悩んでいた森元様(仮名)の症例をご紹介させていただきます。
森元様は登山、ハイキングが趣味の活発で行動力のある女性です。
彼女は5年前までは月に2-3回は登山をし、年に4回は宿泊を伴う登山をする健脚の持ち主でした。そんな彼女は5年前から膝の痛み、水腫に悩まされ、短時間の軽いウォーキングでさえも不安になるような状態になったそうです。
今では、サポーターによる保護と整形外科で処方されている痛み止めの飲み薬、湿布、注射による水抜きとヒアルロン酸注入、TVのCMで流れるグルコサミン・コンドロイチンなどのサプリメントなど、 膝に良いとされていることは何でも試されてきたそうです。
そんな時、登山仲間で当院に通院している方の紹介で、森元様は当院に来院されました。
歩楽整骨院は、膝痛・腰痛の専門院です。これから、森元様がどのような流れで 変形性膝関節症と診断された症状に悩まされない健康な状態になっていったのか、ご説明させていただきます。
今回はどうしても、10年前に感動を覚えた穂高連峰の涸沢カールの紅葉をもう1度見たいという強い願望がありました。 登山愛好家の私としても、気持ちが通じること所があり、とても印象に残っている症例です。 問診・カウンセリング
問診・カウンセリング
まず、森元様ご自身のお身体がどのような症状や不安を感じているのか、日々の生活の中で困っていることはどんなことか、またどんな動作をするときに困っているのかを質問し、根本原因を追究していきます。
石山 「カウンセリングシートをしっかり診させて頂きました。 右膝の痛みで悩まされたのは、いつ頃からですか?」
森元様 「膝の痛み…というより、違和感が出てきたのが5年程前からです。ここ2年は痛みに変わってきて、歩くと痛みが出てきて…膝がガクッというよりも、抜ける感じがあります。ここ半年は水も溜まってきてしまって、月に何回かは整形外科に通って水を抜いてもらってます。」
石山 「そうですか。2年間も痛みに悩まされてきたのですね。お辛いですね。痛みがあるのは、右膝だけなのですね。他にお身体で気になることはありますか?」
森元様 「そういえば、膝は自分でも気が付かないうちにO脚になっていますね。」
石山 「膝の形と靴を診させていただいても、よろしいでしょうか?」
森元様 「はい、1年以上履いている靴です。」
石山 「確かに。両膝ともにO脚の変形がありますが。特に右ひざは捻じれも強く、でていますね。靴も見てください。右の靴は全体的に右の歪んでいますし、靴底のすり減り方を比べると全く違いますね。」
森元様 「あら、本当ですね…毎回見ていますが、気が付かなかったです。」
問診により、森元様の根本原因が膝の以外の場所に隠れていることが推測されました。
膝の痛みの治療における最大の盲点と言えることは、膝の焦点をあてて治療をしてしまうことです。 整形外科にて膝に溜まった水を抜いて、炎症止めの注射をすることは、炎症による痛みを取るには即効性があり効果的です。 しかし、根本的に膝に負担をかけている原因を取り除かない限り、再度、同じ症状を繰り返してしまうのです。
検査により、さらに細かく根本原因を追究していきます。
当院では一般的な整形外科的検査は行っていません。
3つの独自の検査を行っていきます。
歩行の検査
歩行の前に立位姿勢により、全体の骨格のアライメント(整合)を診ます。
膝のO脚変形、特に右膝の大腿骨の内旋、膝蓋骨の内方変位、下腿骨の外旋変位を診ました。
重心の左右差も6対4で右に傾いています。
歩行姿勢も見ていきます。
森元様の歩行姿勢の問題点は、
遊脚期(足が地面を離れて降り出し時)における。右骨盤の前方回旋低下
右立脚期(右足を地面に着けた後、右足を降り出す時)における左側方スラスト変位、右足部過回内傾向。
右膝の痛みは、重心の右側へのバランスの崩れ と右骨盤の動きが悪くなっているために右の内側の1点に圧力がかかってしまっていたことが原因と考えられました。
骨格の検査
骨格の検査により、森元様の状態は…
右肩甲骨の外方・下方変位による、右肩甲骨の上方可動性低下による肩の挙上不足
右仙腸関節の後下方変位による骨盤の回旋不足
つまり、側弯の変位が、明らかな重心の変化に、骨格のゆがみをおこし、骨格の歪みのしわよせは右膝の負担をかけていました。
筋・筋膜の検査
森元様の膝の屈曲での痛みと動きを指標にして診ました。
後脛骨筋を押圧しての膝屈曲にて、軽度軽減
大腰筋を押圧しての膝屈曲にて、、中度軽減
肝臓をリフト(持ち上げ)にての膝屈曲にて、重度の軽減
筋・筋膜の検査によって、根本原因の1つにあげられるのが、内臓の1つの肝臓でした。
当院に膝痛・腰痛でいらっしゃった方の中で、検査や調整中に「肝臓がお疲れのようなですね」とお伝えする方が多くいらっしゃいます。
内臓が疲れることで膝痛・腰痛がなぜ起こるのか?と疑問を持つ方もいらっしゃると思います。
肝臓は疲れると、内臓の働きを高める神経が緊張します。 神経の緊張とともに首から背中の筋肉も硬くなっていきます。
そして、また疲労により、肝臓内の血流が滞ると肝臓自体が重くなり、 上半身は背骨ごと右側への引っ張られてしまいます。(内臓は身体の右側、一側に位置する臓器ですね。)
重心が右側へ強くかかり、右の腰の筋肉(大腰筋)が硬くなります。
森元様の膝の痛みの原因の一つと言えるのが、肝臓疲労により重心が右にずれ、関連する筋肉が緊張し、膝のバランスが悪い状態(つまり捻じれのある状態)になってしまうことだったのです。
以上の3つの検査から導きだした根本原因は1つではなく多岐にわたります。
膝そのものではなく、膝から離れた部位に根本原因はありました。
治療の流れ
痛みの原因となっている箇所を1つ1つ丁寧に施術していきます。
仰向けになっていただき、右下腹部の肋骨を両手で把握して、肝臓をリフト操作(持ち上げて)をして、肝臓の重さがなくなるまで、緩ませていきます。
そして腰と股関節に影響する大腰筋をほぐして、膝・足関節に影響の与えている後脛骨筋をほぐしていきます。
膝の下の2つの骨の、脛骨・腓骨の動きを調整して、足の関節の骨である距骨を調整し、膝の変形と捻れを取っていくように矯正します。
うつぶせで、自然に骨と関節の動きが出るように、ソフトに動かしていきます。
骨格の矯正といってもバキバキゴリゴリと言ったものではありません。歩楽式整体はソフトな力でも自然に正しい矯正していきます。
すべての施術が終わった後に、森元様の膝の痛み・水腫がどのように変化したか確認していただきました。
石山 「これで、すべての施術が終わりましたが、施術中に痛みはありましたか?」
森元様 「全然痛くなったです。楽に背筋が伸びて座っていられているようです。」
石山 「右ひざの状態を見てみましょうか?膝の腫れ具合はどうでしょうか?」
森元様 「あ…膝の腫れが引いて、膝の周りが小さくなったようです!先ほどまで捻じれていた膝がまっすぐ向いて形がきれいになっています。」
石山 「では、立って膝の屈伸してみてください」
森元様 「すごく、楽に曲がります。痛みも半分以下になりました。」
石山 「それはよかったです。膝がきちんと今は整っていますね。これで歩行の楽になりますよ。」
4日後の施術の際に、膝の水腫を確認したところ、腫れは引いたまま、膝の痛みも軽減しているとのお言葉をいただきました。
森元様には、膝の症状とお身体の状態を見ながら、7~10日のペースで施術を受けていただいてます。
一言に変形性膝関節症といっても、痛みの軽減や水腫、変形の状態により、様々な原因が考えられます。しっかりと根本原因を見極め、アプローチしていく必要があります。
1回で症状を抑えられることが出来ても、完治までには時間が必要となります。
歩行の改善、姿勢の改善、それを手助けする運動療法もアドバイスさせて頂いて、症状が再発しない為の身体作り、また登山時の歩き方を指導し、現在、森元様には実践して頂いています。
今日はもう1度思い出の山に登りたいという強い想いをお持ちになって来院された森元様の症例報告をさせていただきました。
森元様はご自身の長年の生活習慣や内臓の疲労、身体の歪みをよって膝の痛み、水腫を引き起こしていました。
自身の長年の生活習慣によって膝の痛みが引き起こされていました。 現れている症状のみに目をむけず、膝の痛みを起こしているその根本原因にアプローチしていく必要があるのです。
多くの人は、膝が痛いと思ったときに、原因と考えるものが関節です。なので、関節に注射をするといった対症療法を行う人も多いのは事実です。
しかし、しっかりと検査をしていくと、その原因は肝臓とその周りの血流が悪くなっていたという内臓疲労から起きている…ということもあるのです。
薬物療法、注射、電器療法、マッサージなどの痛みのあるところだけの治療では、効果が出ない事例も多々あります。
あなたが、森元様のように変形性膝関節症を診断され、膝の痛みと水腫でお悩みでしたら,
川崎にある、膝痛・腰痛の専門院、歩楽整骨院に足をお運びください。
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川崎市にある【腰痛】・【坐骨神経痛】・【膝痛】の専門院!
横浜、東京からも多数の御来院いただいています。
専用駐車場もあり遠方の方でも安心です。
目次
歩楽整骨院からのご案内
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歩楽整骨院のご案内
院名 | 歩楽整骨院 |
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院長 | 石山清治 |
診療項目 | 腰痛、膝痛、脱臼、骨折、捻挫、交通事故など |
所在地 | 神奈川県川崎市川崎区大島4丁目4-3シティハウス川崎富士見公園1F |
電話番号 | 044-201-1848 |
最寄り駅 | 川崎駅 |
連絡方法 | お問い合わせフォーム |
駐車場 | 専用駐車場完備 |
営業時間 | 月曜、火曜、木曜、金曜:午前9:00~12:30・午後14:30~19:00、土曜日:9:00~14:00 |
休診日 | 水曜、日曜、祝日 |
URL | http://川崎市整体.xyz |
川崎駅からバスでのアクセス
川崎駅東口より臨港バス乗り場1番、2番または市バス乗り場14番、15番のバスに乗車して10分です。
臨港バス・市バスともに大島4丁目バス停下車にて徒歩1分で当院に到着です。
大島4丁目歩道橋を渡り目の前のマンション・シティハウス川崎富士見公園の1階となります。
マンションの目の前は川崎駅行きのバス停となっています。
歩楽整骨院の並びにはアルファ薬局さん・ワタナベ電機さんがあります。
歩楽整骨院の外観です。オレンジを基調に明るく目立つので分かりやすいです。
周辺地図
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※初回特別割引は1日2名様限定の割引です。2名様以降のご予約は通常料金の8,000円を頂戴していますので、お早目のご予約をお願いいたします。
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